


どのようなクリーンルームであっても、建設完了後にはテストを実施する必要があります。これは自社で行うことも、第三者に委託することも可能ですが、正式な手順と公平性をもって実施する必要があります。
1. 一般的に、クリーンルームでは、風量、清浄度、温度、湿度、静電誘導測定試験、セルフクリーニング能力試験、床導電性試験、サイクロン流入量、負圧、光強度試験、騒音試験、HEPAリーク試験などについて試験を実施する必要があります。清浄度要件がより厳しい場合、またはお客様のご要望がある場合は、第三者機関に検査を委託することができます。また、試験機器をお持ちの場合は、ご自身で検査を実施することも可能です。
2. 委託者は、「検査・検査委任状/契約書」、間取り図、設計図、および「検査対象部屋ごとの誓約書および詳細情報フォーム」を提出するものとします。提出するすべての資料には、当社の公印を押印する必要があります。
3. 医薬品クリーンルームは第三者による試験を必要としません。食品クリーンルームは試験が必要ですが、毎年の実施は必須ではありません。沈殿細菌や浮遊粉塵だけでなく、細菌コロニー形成についても試験する必要があります。試験能力のない業者に委託することをお勧めしますが、政策や規制において第三者による試験が必須という規定はありません。
4. 一般的に、クリーンルームエンジニアリング会社は無料のテストを提供しています。もちろん、ご心配な場合は第三者機関にテストを依頼することもできます。ただし、多少の費用がかかります。専門的なテストは可能ですが、専門知識がない場合は、第三者機関の利用はお勧めしません。
5. テスト期間については、業界やレベルに応じて判断する必要があります。もちろん、導入を急いでいる場合は、早ければ早いほど良いでしょう。
投稿日時: 2023年11月15日