

1ヶ月前にオランダからバイオセーフティキャビネット一式の新規注文をいただきました。現在、生産と梱包が完了し、出荷準備が整っています。このバイオセーフティキャビネットは、作業エリア内で使用される実験機器のサイズに合わせて完全にカスタマイズされています。お客様のご要望に応じて、ヨーロッパ規格のコンセントを2つ確保しておりますので、コンセントに差し込むだけで実験機器の電源が入ります。
ここで、当社のバイオセーフティキャビネットの機能を詳しくご紹介したいと思います。クラスII B2バイオセーフティキャビネットで、給気100%、排気100%が屋外環境へ排出されます。温度、気流速度、フィルタの耐用年数などを表示するLCD画面が装備されており、パラメータ設定の調整やパスワードの変更を行って誤動作を防ぐことができます。ULPAフィルタは、作業エリアでISO 4の空気清浄度を達成するために提供されています。フィルタの故障、破損、目詰まりアラーム技術が装備されており、ファン過負荷アラーム警告もあります。前面のスライドウィンドウの標準開口高さ範囲は160mm~200mmで、開口高さがその範囲を超えるとアラームが鳴ります。スライドウィンドウには、開口高さ制限アラームシステムとUVランプとの連動システムがあります。スライドウィンドウが開いているときは、UVランプがオフになり、ファンと照明ランプが同時にオンになります。スライドウィンドウが閉じているときは、ファンと照明ランプが同時にオフになります。UVランプには予約タイミング機能があります。 10 度の傾斜設計で、人間工学の要件を満たし、オペレーターにとってより快適です。
梱包前に、空気清浄度、風速、照明強度、騒音など、各機能とパラメータをテストしました。すべて合格です。お客様にこの装置を気に入っていただけると確信しており、作業員と屋外環境の安全を確実に守ることができると確信しています。



投稿日時: 2024年12月5日